一戸建てからみる解体費用
今回は一戸建ての解体費用についてです。
物件ごと費用感は異なります。
思わぬところで違いが生じるので注意してみていきましょう。
・同じ工法でも金額は異なる
同じ現場状況、同じ工法、同じ坪数でも金額は違いがあります。
どのような面で違いが出るのか確認しましょう。
・基礎構造の違い
建物の基礎工事には大きく分けて2種類あります。
「布基礎」と「ベタ基礎」です。
布基礎は建物の外周部や主要となる間仕切り壁の骨組み（軸組み）の下の部分や、トイレ、お風呂の周りなどに立ち上がりを設けてコンクリートを打設します。
地面から発生する湿気を防ぐため、通気口を設けて風の通り道を作り湿気を逃がします。
反対にベタ基礎は立ち上がりだけではなく底板全体にコンクリートを打設して、地面からくる湿気を完全におさえます。
建物自体を面で支えていくので、近年では「ベタ基礎」が主流となっています。
コンクリートの打設面積が「ベタ基礎」の方が広いので解体費用としては「ベタ基礎」の一戸建ての方が解体費用が高くなります。
施工方法によって費用は変化します。
基礎だけではなく、外壁材や屋根材も事前に確認しましょう。
